真鶴町 美の基準
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正式名称は「真鶴町まちづくり条例『美の基準』Design Code」と呼ぶ。
真鶴町においては、昔から引き継がれてきた懐かしい港町の生活風景を保全していくため、真鶴の美しさがまとめられた「美の基準デザインコードブック」を作成し、美のまちづくりを進めてまいりました。(*1)
「美の基準」には「8つの基準」として原則として記載されており、そこに69のキーワードが記載されている。「8つの基準」についてはまちづくり条例の第10条に記載もされている。(*2)
第10条(美の原則)
町は、まちづくり計画に基づいて、自然環境、生活環境及び歴史的文化的環境を守り、かつ発展させるために、次の各号に掲げる美の原則に配慮するものとし、その基準については規則で定める。
(1)場所 建築は場所を尊重し、風景を支配しないようにしなければならない。
(2)格づけ 建築は私たちの場所の記憶を再現し、私たちの町を表現するものである。
(3)尺度 すべての物の基準は人間である。建築はまず人間の大きさと調和した比率をもち、次に周囲の建物を尊重しなければならない。
(4)調和 建築は青い海と輝く緑の自然に調和し、かつ町全体と調和しなければならない。
(5)材料 建築は町の材料を活かして作らなければならない。
(6)装飾と芸術 建築には装飾が必要であり、私たちは町に独自な装飾を作り出す。芸術は人の心を豊かにする。建築は芸術と一体化しなければならない。
(7)コミュニティ 建築は人々のコミュニティを守り育てるためにある。人々は建築に参加するべきであり、コミュニティを守り育てる権利と義務を有する。
(8)眺め 建築は人々の眺めの中にあり、美しい眺めを育てるためにあらゆる努力をしなければならない。
「美の基準」は2,000円/冊で購入できる
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